拍動プレッシャーミオグラフシステム-112PP
拍動シミュレーション
拍動プレッシャーミオグラフシステム 112PPは、小血管(直径40μm以上)の構造と機能を研究するためのシステムです。60mmHgまでの圧力差で50~600BPMの拍動をシミュレーションすることができ、薬理学的および生理学的な刺激に応答した血管の直径を測定します。
この拍動プレッシャーミオグラフでは、内蔵のヒーティングシステムがチャンバーの温度を維持し、チャンバーカバーには、スーパーフュージョン、急速排液・充填、薬剤の累積添加、酸素供給などのためのポートが設けられています。洗浄を容易にするため、チャンバーは耐酸性ステンレスで作られています。
直径、肉厚、断面積、流量、血管抵抗、せん断応力などの測定値はプレッシャーミオグラフ用ソフトウェア MyoVIEW搭載のコンピューターに連続的に記録され、筋原性反応やフローメディエイト拡張などの生理的反応を調べることができます。
また、フローメーター162FMと組み合わせると、15から4000μl/ minの流量を測定することができます。
特徴
- 生理的圧力に近い状態で、径>30µm、長さ<10mmの血管の構造と機能の研究
- 60mmHgまでの圧力差で50~600BPMの脈動をシミュレーション
- 動脈の簡単かつ迅速な取り付けを容易にする人間工学に基づいた設計。 簡素化された正確なカニューレの位置合わせ
- 縦力測定
- 蛍光イメージングとの組み合わせ
仕様
血管サイズ | >40µm |
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チャンバー数 | 1 |
チャンバー容積(最小) | 3.1ml |
アラインメント | x,y,z |
マウント方法(取付器具) | カニューレ |
パルスレート | 50-600BPM |
温度範囲 | 15-50℃ |
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温度分解 | 0.1℃ |
ヒーティング機能 | あり |
フォース単位 | mmHg |
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フォースレンジ | ±200mN |
フォース分解能 | 0.01mN |
フォースキャリブレーション | あり |
圧単位 | mmHg |
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圧スタビリティ | ±0.5mmHg |
圧分解能 | 0.1mN |
アナログ出力チャンネル | 4 |
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アナログ出力出力レンジ | ±2.5V |