シングルワイヤーミオグラフシステム 320A
シングルチャンバーで、30µmから3mm径の血管の収縮力を測定します
特徴
- 手動式マイクロポジショナーで張力制御を正確に行える
- 膜電位測定用の微小電極と簡単に組み合わせることができる
- フォース測定と血管壁蛍光分析を同時に行えるイメージングシステムへの統合が簡単にできる
- デジタル出力されたデータはLabChart Proで記録
シングルワイヤーミオグラフシステム 320Aは、直径30µmから3mmの単一血管(脈管)を研究するのに理想的なシステムです。
輪切状にした血管に2本のステンレスワイヤーを並行に通し、そのワイヤーを両サイドのサポート(ジョー)に固定します。1つのサポートはマイクロメーターにつながっていて、血管の周囲長と伸びを手動で制御できます。もう一方のサポートは力/張力の発生を測定するためのフォーストランスデューサーにつながっています。
組織切片全体は37℃に温められた生理食塩水の中に置かれ、酸素供給を受け、平均12時間生きた状態で実験できます。
チャンバーの底面には、顕微鏡観察や蛍光測定ができるガラス窓がついています。
インターフェースユニットのタッチスクリーンで制御し、データはLabChart Proへ直接デジタル出力されます。
仕様
血管サイズ | >30µm |
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チャンバー数 | 1 |
チャンバー容積(最小) | 4.2ml |
ノーマライゼーション機能 | 手動 |
マイクロメーター分解能 | 0.01mm |
マウント方法(取付器具) | ジョー |
温度範囲 | 15-50℃ |
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温度分解 | 0.1℃ |
ヒーティング機能 | あり |
トランスデューサー出力単位 | mN |
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トランスデューサーレンジ | ±200mN |
トランスデューサー分解能 | 0.01mN |
フォースキャリブレーション | あり |
アナログ出力チャンネル | 4 |
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アナログ出力出力レンジ | ±2.5V |